台湾はツーリングデビューに最適な場所
ライダーの中には国内はもちろん、海外でツーリングを楽しむ人もいるでしょう。
僕は国内だけでも未だ行ったことがないツーリングスポットが多々あります。海外も含めて考えたら数年バイクの旅を続けなければ達成できないでしょう。
海外の中でもとりわけツーリングデビューに最適な場所は「台湾」です。海外ツーリング経験が浅い僕ですが、台湾は友人に誘われて一度行きました。国内でバイクに乗るのは少しハードルが高く感じますが、深く考えると足踏みしてしまうので、とりあえず行動するのが勝ちですね。
台湾がツーリングに最適なワケ
さっきちらっと述べたように、台湾は日本からとても近い位置にあります。北海道から山口県くらいの距離で、長くても4時間のフライトで到着。長期連休をとらずとも、2~3日あれば十分に楽しめるのがポイントの一つです。
また、台湾は人気観光地の一つなので現地の情報が豊富にあふれています。おすすめのツーリングスポット・レンタルバイク屋の場所やバイクの借り方など、検索すればあらゆる情報がヒットするのでスムーズに旅の計画ができるでしょう。
それに台湾は2人に1台はバイクを所有するバイク大国です。人口2,300万人に対し、二輪車の総保有台数は約1,200万台。そのぶん台湾の生活ではバイク(スクーター)が欠かせないので、街中にはレンタルバイク屋が充実しています。
レンタル料金はなんと1日1,000円程度。この値段は125cc~250ccのスクーターなので大型バイクになると値段もアップしますが、スクーターでゆったり旅するならかなりお得です。
台湾でおすすめのルート
台湾の玄関口である「台北」でバイクを借りるなら、まず市内を北東に走りましょう。すると、猫がたくさんいる町「猴硐(ホウトン)」に到着します。猴硐は別名「猫村」と呼ばれるだけあって、たくさんの猫と出会えるスポットです。日本の田舎を彷彿とさせる風景の中で、ゆったりとくつろぐ猫がお出迎え。猫好きの人にはたまらないですね。猫にあまり興味がない人は、猴硐近くにある有名観光地の九份(キュウフン)に行くのがおすすめです。
猴硐で観光後、引き続き北東に向かって走ると海に出ます。海岸線を1時間半程度、時計回りに走ると「宜蘭(イーラン)」に到着します。宜蘭には観光スポットがたくさんあるので、時間があれば観光の時間をとっていたほうが良いかもしれません。
宜蘭(イーラン)で楽しい時間を過ごした後は、北西に走り山を越えて台北に帰りましょう。ツーリングで走っている時間は4時間なので、ただ走らせるだけであれば1泊2日でも楽しめます。
観光地をはじめ、台湾の海や山がすべて見られるところなので、海外ツーリングを予定している人は台湾に行ってみてはいかがでしょうか。