佐渡島ツーリングコースの概要
島に渡ってバイクで走破するというのは、ツーリングの楽しみの一つです。
いろいろなツーリング向きの島がありますが、佐渡島は適度な大きさと自然の豊かさ、本州からの行きやすさという点で自分は佐渡島をチョイスしました。
通常は、佐渡汽船カーフェリーを使って渡ります。
新潟港から2時間程度の船旅となり、その航路は国道350号線として指定されています。
海の上を移動しているのですが、国道を通っているという不思議な経験ができるのも佐渡島ツーリングの魅力です。
単に佐渡島を一周するだけであれば一日で十分なのですが、せっかく行くのであればと思い、2日間の予定を取っておきました。
寄って楽しいスポットもたくさんありますので、ゆとりを持って行って良かったです。
拠点とするのは無料キャンプ場で、島の中にはいくつもの無料キャンプ場がありますので便利です。
佐渡島は内陸部にも道路が走っていますが、ツーリングをするのであればと外周をぐるっと回るコースを選びました。
海の景色と、島の中央にせりあがっていく景色の対比を見られて楽しいです。
また、海沿いにいろいろな観光スポットや飲食店が集まっていますので、どこかに立ち寄るにしても便利なルートでもあります。
ある程度回ってから、島の中央部に行くスカイラインに行きます。
山の上まで一直線に行けるルートで、島の全貌を一目で見られるのが魅力です。
佐渡島周辺の名物
佐渡島はやはり、海鮮物がおいしいところでした。
日本海から上がる新鮮な海の幸をお寿司や海鮮丼などにして提供してくれるお店が多いので、気軽に立ち寄れてどれもおいしかったです。
また島内では牧畜も行われていて、地元で取れる牛乳を使ったスイーツやチーズなども販売されています。
他では味わえないので、試して正解でした。
佐渡島ツーリングで立ち寄りたいスポット
佐渡島ならでのスポットと言えば、佐渡金山資料館です。
日本を代表する金の産地だったことから、大きな資料館となっています。
リアルな人形による当時の再現などもあります。
金以外にも鉱石の発掘が盛んな島でしたので、鉱石跡も島のあちこちにあります。
特におすすめなのが、北沢富勇選鉱場跡です。
東洋一という規模を誇っていた採掘場で、そのスケースはかなりのものです。
そして、建造物が廃墟となり、まるで異世界に入り込んだような雰囲気にさせてくれます。
アニメの世界観とも重なる風景で、他ではなかなか見られない場所です。
もう一つ、佐渡島と言えばトキを見ておきたいものです。
トキの森公園に立ち寄って、天然記念物であるトキを見て帰ってきました。
国の鳥ですし、他では見られないですから佐渡島に来たら外せないスポットです。