福島県に行ってきました
震災以降、初めて福島にいってきました。
福島には長く付き合っている友人がいて、その友人に会いに行ったのです。
本当は、もっと早くに福島県に行く予定だったのですが、僕は仕事が忙しかったし、何より友人の生活が落ち着かないということで、なかなかたずねることができませんでした。
この友人には、実は奥さんと小さなお子さんがいます。
だけど、原発事故以降、子供たちを放射能から守るために、妻と子供は県外に出たそうです。
福島の外には親戚がいるわけではないと言っていた彼は、某自治体の支援を頼って、その地に妻と子供を逃がすことにしたのだとか。
福島原発の事故が、どのくらいの影響を将来に及ぼすのかは解りません。
だけど、後悔することがないように、できることは全部やっておきたいという友人の思いがあった様です。
そこで、友人は一人暮らしに。
友人のことを思い、もう少し早くに会いたかったのですが、震災の影響から友人の店が壊滅的なダメージを受けてしまい、会うことができませんでした。
それでも、たまに友人と電話やメールをしましたが、彼はいたって前向き。
「何とかなるさ」の精神で、会社のスタッフのことを、しっかり盛り上げていた様です。
そんな彼からは、僕のほうが勇気と元気をもらっていました。
そんなこんなで、やっと彼に会うことができる機械を見つけることになり、僕は本当に嬉しかったです。
さっそくビックスクーターを、走らせて福島へ。
こんなにワクワクする道のりは、久々だったと思います。
都内から福島までは、比較的近い距離ですし、渋滞もなかったので、早くに到着することができました。
さすがビッグスクーター、運転のしやすさもあり、早くにたどり着くことができてよかったです。
久々の再会
久しぶりに友人と再会して、楽しいことがたくさんありました。
その日は友人の家に泊まらせてもらって、福島の地酒を飲みながら、友達と時間を過ごしました。
震災から久々の福島、楽しかったなあ。
でも確かにマンホールのふたが道路から飛び出ていたり、あちこちに震災の爪あとみたいなものはありました。
それを見ると、やっぱり地震は現実で、友達はすごく怖い思いをしたんだと思う。
そう考えると、とても切ない。
明るい表情をしていた友達だけれど、福島での友人の生活は、きっと色々なことが変わったのだろう。
仕事もやっと落ち着いたみたいだし、これからも友達の都合を聞いて、どんどん会いにいくことができたらな・・・と思っています。