北海道ツーリングコースの概要
ツーリングをされるライダーであれば、一度は北海道ツーリングをしてみたいと思っているのではないでしょうか。
本州では味わえない雄大な自然と気持ちの良い道路は、まさにツーリングの楽しさを満喫させてくれるものです。
北海道でバイクツーリングをする人の多くは、本州からフェリーで北海道に入ります。
自分の場合、いくつかの選択肢がありますが、苫小牧フェリーターミナルに到着する方法を採りました。
ここから、日本最南端である宗谷岬をゴールとして、北海道を縦に走るツーリングコースを通っていきました。
あまり寄り道をせずにまっすぐ行くという形だと、全体で3泊4日くらいがちょうど良い日程かなと思います。
ルート上にあるスポットに寄る時間を確保できますし、焦らずに走り続けることができるスケジュールです。
まず、苫小牧から札幌に北西方向に進んでいきます。
このルートは国道276号線をメインとして走ることができます。
札幌では観光もしたいので、そこで宿舎を取って一泊目を過ごします。
2日目は北海道の西側の海岸に沿って走ります。
札幌から天塩に向けて300km弱を走破することになります。
その後は宗谷岬まで一直線で、海岸から内陸部に入って、ひたすら北を目指します。
どこも広々とした道路と、視界いっぱいに広がる自然を楽しみながら走れました。
たくさんの名物グルメがある北海道
時期にもよりますが、やはり北海道に着いたら海鮮を楽しみたいものです。
苫小牧周辺にもたくさんの海鮮料理を出すお店があり、イクラやウニなどがたっぷり乗った海鮮丼を満喫できました。
札幌に入るとたくさんの選択肢があって困ってしまいます。
やはり札幌ラーメンとジンギスカンは欠かせないグルメでしょう。
他にも、ぶらぶらと歩きながらじゃがバターやコーンなどを楽しむのも観光客っぽくて楽しかったです。
ルート上には、食堂だけでなくスイーツ店も点在しています。
北海道の乳製品の質の高さを生かしたプリンやチーズケーキなどを扱うお店が多く、どこに入っても外れなしの素晴らしいお店ばかりです。
途中で立ち寄りたいスポットについて
苫小牧から札幌に行く途中には支笏湖があります。
北海道ならではの静けさを感じられる美しい水辺で心を穏やかにでき、良いスタートを切れました。
天塩方面を走る時には、本州とは違う景色を見せてくれる日本海を楽しみます。
また、ゴール地点に着いたら宗谷岬で時間を過ごしてきました。
日本の一番端に着いたという実感を持つことができて、バイクで旅をしてきたという満足感を味わえます。
そしてなにより、この周辺の道路は信号もなく、ひたすら快走するというツーリング本来の楽しみ方があります。
本州では体験できない爽快感ですので、ぜひまた違うルートで体感してみたいものです。