ハーレーのスペシャルバイクが白バイになる
「BLUE SKY MEETING in日光」が、日光市日光霧降高原にて2023年5月13日に開催されました。
これはハーレーダビッドソンのワンデーイベントで、さまざまなハーレーマシンが展示されていました。
その中でも一際注目を集めたのが、栃木県警が展示していて白バイです。
なんと、ハーレーが白バイとなって登場したのです。
ベースとなっているのは「ハーレーダビッドソン ストリートグライド スペシャル」で、全身真っ白に塗装されると共に、さまざまな装備が取り付けられ白バイ仕様となっています。
アメリカンスタイルの重量感のあるマシンが白バイとなっている姿は、アメリカの西部映画を見ているかのようです。
白バイ隊員によってピカピカに磨き上げられたボディーに感銘を受けるだけでなく、イベントでは始動パフォーマンスも行われました。
その迫力あるエンジン音はまさにハーレーならではのもので、思わず口から「カッコイイ」と言葉が漏れてしまいます。
県警に個人が寄贈したとのこと
このハーレーは警察が自前で購入したものではなく、栃木県内に住む会社役員をしている男性が寄贈したものとのことです。
実はこの男性は以前にも県警に寄贈をしていて、その時にはなんとレクサスLC500のパトカーを贈っているのです。
そして、今回の寄贈はイベントで公開された「ストリートグライドスペシャル」だけではありません。
同時に「トライグライドウルトラ」モデルも寄贈されています。
「ストリートグライドスペシャル」の車両価格は370万円程度、「トライグライドウルトラ」の車両価格は533万円ほど、そしてカスタム費用を加えると総額1,390万円程度になるそうです。
それだけの豪儀な寄贈を県警にするというのは、 本当に頭が下がる思いです。
この日光で行われたイベントには「ストリートグライドスペシャル」のモデルのみが展示されましたが、実際のパトロールでは当然「トライグライドウルトラ」モデルも走っているはずです。
白バイはどの車両でもそのかっこよさから人気が高く、子どもたちの憧れの的となっています。
そこにハーレーモデルの白バイが2台も加わり、さらに注目が集まること間違いなしでしょう。
道路を走るドライバーやライダーにとっても、こうした存在感のある白バイが走っている様子を見たら緊張感が生まれてきます。
栃木には、このイベントが開催された日光を始めとしてたくさんの観光スポットやツーリングルートがあります。
バイカーにとっては人気の場所ですが、さらにハーレーの白バイを見に行くという新たな楽しみも加わりました。
ビッグバイク好きとしては、一度は見てみたいマシンと言えるでしょう。