圧倒的に売れている「ホンダ PCX150」

ホンダ「PCX150」の特徴

2010年の初登場以降、原付2種クラスのスクーターとして非常に人気なのがホンダ「PCX150」です。
以前、ビッグスクーターが大ブームを起こし、各メーカーが250ccスクーターの開発に力を入れていました。
しかし、価格の高騰とともに若い世代には手が届かなくなったこともあって、いつしかブームは終焉しました。
その代わりというべきか、改めて注目を集めるようになったのがホンダ「PCX」に代表される125ccと150ccのスクーターです。

ホンダ「PCX150」は、弟分の125ccモデルとともにベトナムで生産されたモデルです。
整備が進んでいない悪路でも難なく走破できるように、大径のタイヤが装備されています。
前後とも14インチホイールで、細めの扁平率の低いタイヤを履いているのが特徴です。

あらゆるバイクのなかでも、国内では圧倒的にこのホンダ「PCX150」が売れています。
それというのも、高い走行性能に加え、リーズナブルな価格が大きな理由でしょう。
250ccスクーターの方が確かにパワーがあり豪華な装備もありますが、いかんせん高いのがネックです。
50万円を軽々超える価格では、若い世代にとっては手が出しにくいのは否定できません。
その点、このホンダ「PCX150」なら30万円台から買えるため、日常使いのスクーターとしては手が出しやすいです。

見た目的には125ccモデルとそう違いありませんが、「PCX150」なら高速道路も走れるうえ、価格も125ccと比べてもそれほど高額ではありません。
加速性能の高さはさすがで、走りを求めるライダーも満足させることのできる仕上がりです。

ホンダ「PCX150」の扱いやすさ

「PCX150」にはABS(アンチロック・ブレーキ・システム)搭載のモデルがあります。
ABSなしよりも若干価格は上がりますが、扱いやすさを求めるならABS付きがおすすめです。
雨に濡れた路面や荒れた悪路でも安心して走れるため、初心者にはABSが必須でしょう。

また、前後とも大径のホイールで、フレームの剛性も高いため、直進安定性は非常に優れています。
ハンドルに触れなくてもまっすぐ走る安定性に加えて、横からの力にも強いです。
加速性能も高く、スクーターとは思えない乗り味を体験できます。

ホンダ「PCX150」のスペック

「PCX150」は、水冷4スト単気筒の「eSP」というエンジンを搭載しています。
耐久性に優れるとともに、低燃費で環境性能にも優れているのが特徴です。
アイドリングストップ機能は初代モデルから搭載されています。
タイヤは前述したように前後とも14インチです。

ライトはヘッド、テール、ウインカー等すべてにLEDが採用され、フロントとリヤのカウルのフォルムも加えて非常にスタイリッシュな外観です。
最新モデルにはスマートキーも採用されています。


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