コンパクトながらも快適な走り心地「ヤマハ NMAX155」

ヤマハNMAX155の魅力

ヤマハの「NMAX(エヌマックス)155」は、もともと原付二種バイクとして先行販売していた「NMAX125」をミドルクラスに排気量アップさせたビッグスクーターです。
原付二種としてのNMAX125はライバル車種と比較してもかなり性能面で優位に立っており、もっとこのバイクで多くの場所に乗りに行きたいというユーザーからの声も高くありました。

そこでそうした希望に応えるために、NMAX125のよいところをそのまま引き継ぐ形で、エンジン性能を高めて作られたのがNMAX155ということになります。
流れとしては原付二種という区分が登場したことにより、それまで小型二輪扱いであったバイクに脚光が当たるようになったので、各メーカーで多くの車種が投入されました。

その中でもヤマハ渾身の一台と言ってもよいのがNMAX125で、上位モデルとして製造販売されていたTMAXよりもむしろスポーティーなデザインが評価をされてきました。
125ccクラスから既にヤマハのエコエンジン「BLUE CORE(ブルーコア)」が採用されていたのですが、これも155ccに引き継がれており、上級スポーツモデルとしてもおかしくないほどのスペックが搭載されています。

外観としてはNMAX125とNMAX155はほとんど大きさに差がなく、並んで置かれていてもすぐにどちらがどちらかを判断するのが難しいくらい共通部分が多いです。
他社製の155ccクラスのバイクと比較をすると一目瞭然で、軽量・小型のスポーツタイプのバイクで軽快に高速道路などに入れるというのが大きなメリットとなっています。

NMAX155の歴史

ヤマハでNMAXシリーズの初代モデルが作られたのは2016年3月18日のことです。
先行して販売されたのは前述もしたように125ccクラスの車体で、エンジン性能の良さ、足回りの良さ、ABSによる安全性能とかなりの機能を盛り込んだ機体として注目を受けました。

2017年8月21日には最初のマイナーチェンジが行われており、法律の改正によってできた排ガス規制に対応をするために機器類の微調整がされています。
その流れを受けてNMAX155が登場したのは2017年4月25日で、まだ販売されて比較的日が浅いのですが、既に人気のミドルクラスエンジン車において存在感を示してきています。

スペック・基本性能

NMAX125のフレームがそのまま使われているNMAX155は見た目がかなり小型で、カウルやハンドルの幅も小さめに作られていることがわかります。
ですのでせっかく排気量の大きなビッグスクーターに乗りたいと思ったのに、という人には少し物足りなく感じるかもしれません。

一方で足回りの良さは少し乗ればすぐにわかるレベルで、特に中間加速のノリの良さは高く評価されています。

 


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