スズキバーグマン200の魅力
スズキバーグマン(BURGMAN)は、今人気のミドルクラススクータとしてリリースされているスズキの代表的な車種です。
もともとは欧州地域で人気が高かったモデルなのですが、逆輸入という形で2014年2月から日本でも販売をされるようになりました。
スズキと言えば軽自動車の専門メーカーとして有名ですが、バイクもこれまで数多くの名車を排出しており、大型バイクとしてスカイウェイブ650を展開する傍ら、中型~小型のスクーターとしてバーグマンを400ccと200ccでリリースしています。
その後、他にも原付一種・二種ともに数多くのラインナップがありますが、大型スクーターでも気軽に乗れるコストパフォーマンスにこだわった開発方法が取られています。
スズキバーグマンの全体的な特徴としては、機能性重視のデザインと加速性能のよさが挙げられます。
ビッグスクーターの人気ランキングにも必ず上位にランクインしてくる有名な車種であることから、ミドルクラスのバイクでスクーターを探しているならまず候補に入れておきたい車種でしょう。
スズキバーグマンの歴史
スズキバーグマン200の初代モデルが販売されたのは2014年からのことです。
当時は既にビッグスクーターブームが下火になってきた頃であったということもあり、新モデル投入といってもそれほどバイク業界的に大きく取り上げられるということはありませんでした。
しかしブームが去ってさらに10年程が経過した現在においては、再びビッグスクーターの利便性や機能性の高さが再評価される動きが見られており、そこでスズキバーグマンにも脚光があたるようになってきました。
その流れを受けて2017年からは新型バーグマン200が登場をしており、平成28年に大改正があった排ガス規制法の基準にも適することができるようになっています。
排ガス規制への対応をしたことにより以前までのモデルと比較をしてやや加速時のパワーに不足を感じるようですが、それでも他社製の同じクラスのスクーターとではかなり有利な点が目立っています。
加速時のパワー不足についてはいろいろと言われることが多い新型バーグマンですが、その他の性能全般については概ね旧モデルよりも新モデルの方が高評価を得ているというところに注目です。
基本構造・スペック
スズキバーグマンの外見的な特徴となっているのがデュアルヘッドライトです。
通常、スクータータイプのバイクはヘッドライトが単眼となっているのですが、あえてデュアルヘッドライト形式にしたということにより、正面から見たときの見た目をシャープなものにしています。
エンジン部分では水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブを採用しており、加速に強い構造をしていることでよく知られています。