バイク保険で「万が一」に備えよう
自動車と比べて事故率が高いバイク。僕は主に休日に乗るのですが、万が一に備えておいて損はないですよね。自賠責保険ではカバーできない範囲に備えるために、バイク乗りなら入っておきたい任意保険について調べてみました。
バイク保険とは
バイク乗り向けの任意保険がバイク保険です。自賠責保険は必ず入ることが義務付けられていますが、それだけでは補償が不十分な場合があるため、もしもの事故に備えて入ると安心とのこと。
保険会社の調査によると、自動車は任意保険への加入率が8割以上なのだそうですが、バイク保険の加入率はなんと4割程度。バイクのほうが事故率が高いにも関わらず、加入者が少ないのが現状なようです。しかし、備えあれば患いなしと言いますから、もしもに備えて入っておいて損はないでしょう。
バイク保険の補償内容
自賠責保険の補償内容
事故によって被害を受けた「人」に対する補償をするのが自賠責保険。加害者自身や車両などの物は対象外となります。さらに、被害者にケガを負わせてしまった場合は賠償額4,000万円、死亡事故の場合は3,000万円の上限付きです。しかし事故の判例を見ると、上限を超える慰謝料を支払うケースはざらにあるので、その賠償額では不十分だと言えるでしょう。
任意保険の補償内容
自分で必要な補償内容を選ぶことができます。ここでは代表的なものをいくつか紹介します。
- 対人賠償…自賠責保険の補償額を超えた部分の保険金が支払われます。上限を無制限にすることができます。
- 対物賠償…自賠責保険では対象外となる、被害者の財物や設備、電柱やガードレールを破損した場合に支払われます。
- 人身傷害…バイクに乗っている人が死傷した場合の補償。示談交渉の結果を待たなくても受け取れるのが嬉しいポイント。
- 自損事故…運転手が一人で起こした事故で死傷した場合に支払われる保険です。
- 無保険車傷害…こちらは被害者になったときの備え。事故を起こした相手の賠償能力が不十分な場合に補償されます。
バイク保険の選び方
バイク保険は、保険会社やプランによってさまざまなものがあります。保険料とのバランスも見ながら、自分に合った保険を選ぶのがおすすめ。
安さを重視するなら、ネット通販型。安かろう悪かろうということもなく、基本補償やロードサービスなどもそろっています。保険料が少しかかっても、保険にかける手間や安心感を取りたい人には代理店での相談がおすすめです。
マナーを守った運転はもちろんですが、万が一に備えて保険に加入し、安心・安全のバイク生活を送りましょう。