グリップヒーターは冬の必需品
ライダーにとって、冬はとても厳しい季節です。
寒い中をスピードを出して走るのは、かなり大変です。
それでも走りたくなってしまうので仕方なのですが、寒さ対策はしっかりしておいたほうが良いです。
冬のバイクに装着したほうが良いものとして、「グリップヒーター」があります。
グリップヒーターは「バイクのバッテリーによって、グリップを温める機能」を指します。
グリップヒーターは最近の新しいバイクには標準装備として搭載されていることも多く、冬のツーリングを快適にしてくれます。
冬にバイクで走行していると、グリップを冷たく感じることがよくあります。
昔はこれでも我慢して乗りこなすのが基本でしたが、やはり寒いものは寒いです。
グローブをしていても冷たさが伝わってくることは多く、ツーリングに出かける気持ちが削がれてしまいます。
しかしグリップヒーターがあれば、グリップが冬でもじんわりと温かく、快適にツーリングを楽しみやすくなります。
グリップヒーターは、事故防止にも役立つ
さらにグリップヒーターは、事故防止にも役立ってくれます。
手がかじかんでくると、動かすのがつらくなります。
バイクはただでさえ重量感があり、取り回しをしにくいことがあります。
このときに手がかじかんでいると、うまくカーブを曲がることができなかったり、バイクを転倒させてしまったりします。
しかしグリップヒーターで手がしっかり動く状態に保っておけば、普段通りの取り回しをしやすいです。
そのため冬の時期でもしっかりとカーブを曲がったり、パワフルな走りをしたりすることができます。
最近のバイクに搭載されるグリップヒーターはより性能が良くなっており、グリップ全体がしっかり温かくなるようになっています。
また、以前のグリップヒーターは取り付けることで「操作性が変わってしまう」というデメリットがあったものの、現在の製品はこうした欠点が改善されています。
グリップヒーターの使い方
グリップヒーターの使い方は基本的に、「スイッチを入れるだけ」です。
ボタンが長押し式になっているものもあり、こうしたタイプはスイッチを数秒押しているとスイッチがオンになります。
また、グリップヒーターによっては、温度を段階的に調節することができます。
少し寒くなり始めた時期には、「弱」の温度で使うと良いです。
また、11月などには「中」に、12月からの本格的な冬の時期には「強」に設定して使うと良いでしょう。
グリップヒーターの使い方はとても簡単なので、迷うことはないはずです。
このようにグリップヒーターは、冬のツーリングには欠かせないアイテムといえます。
後から取り付けることもできるため、お持ちのバイクについていない場合は、装着してみるのもおすすめです。