ヘルメットのドラレコ

ヘルメットに直接装着できるドラレコ

ヘルメット装着型ドラレコが人気を集める理由

近年は、ヘルメットに直接取り付けられるタイプのドラレコ型アクションカメラが注目されています。従来のドラレコはハンドル周りやスクリーンに装着するのが一般的でしたが、視点が固定されるため録画される範囲に限界があります。ヘルメット装着型はライダーの視界とほぼ同じ映像を残せるため、走行中に見た危険や車の挙動が記録として残しやすく、いざという時の証拠性が高まるのが大きなメリットです。走行動画としての臨場感が強いという特徴もあり、ツーリングの記録を残したい人にも向いています。

また、ヘルメット装着型のカメラは軽量化が進んでいるため、負担を感じにくい設計が増えてきました。特にアクションカメラ系の製品はコンパクトで、専用マウントを使うことでしっかりと固定できます。風による揺れを抑えるための形状工夫がされているモデルも多く、走行中に気になるほどの振動が出るケースは少なくなりました。ヘルメットの形状によって取り付け位置が多少変わるため、フルフェイス・ジェットなど自分のヘルメットとの相性を見て選ぶことが大切です。

モデル選びで重視したい性能と使い勝手の違い

ヘルメットに装着して使うカメラで重視したいポイントは、画質だけではありません。走行中は振動が多く、日差しやトンネルなど明暗差も大きいため、補正機能の強さが映像の見やすさを左右します。電子式の手ブレ補正が優秀なモデルは、低速でも高速でも比較的安定した画角を保ちやすく、後から映像を確認したときに情報が読み取りやすくなります。夜間撮影では明るさ補正も欠かせません。街灯が少ない道路ではライトの照射範囲しか見えないこともありますが、最近のカメラはセンサー性能が上がり、実用に耐える映像を残せるようになってきました。

録画方式にも注目したいところです。ループ録画対応のモデルであれば、メモリーがいっぱいになっても古いデータを自動で上書きできるため、ドラレコ用途として安心して使えます。アクションカメラでも設定次第でドラレコのように運用できるものがありますが、標準でドラレコモードがあるモデルのほうが扱いやすく、走行開始と同時に自動録画が始まるタイプは特に便利です。バッテリー駆動のモデルは連続録画時間が1時間前後のものが多いため、ロングツーリングを考える人は外部バッテリー給電に対応しているかどうかも確認しておくと使用の幅が広がります。

ヘルメットに装着するという性質上、風切り音が気になることもあります。最近はマイク位置を工夫したり、ノイズ低減処理が強化されていたりと、聞き取りやすさを意識したモデルも増えました。走行音やエンジン音までしっかり残したい人は、マイク性能や設定項目の多さもチェックするとより満足のいく録画ができます。

導入時に気をつけたい安全性と設置のポイント

ヘルメットは頭部を守る大切な装備なので、装着物の扱いには注意が必要です。強力な両面テープや専用のアタッチメントを使うのが一般的ですが、取り付け位置によっては空力バランスが変わり、風が強い日には違和感につながることがあります。できるだけ前後の中心に近い位置へ装着し、重心が偏らないように調整することが大切です。カメラの重量が大きいモデルだと首への負担が増えるため、長時間のツーリングを考えている場合は軽量モデルを優先するのも選択肢のひとつです。

また、ヘルメットの安全基準を侵さない取り付け方法を選ぶことも欠かせません。ヘルメットシェルに穴を開けるような取り付けは論外で、強力な粘着テープと専用台座を組み合わせるのが基本です。落下防止のストラップを併用すれば、万が一台座が外れたときでもカメラが道路に落ちるリスクを減らせます。録画の開始・停止操作がしやすいことも大切で、走行中の操作は危険なため、停車時に扱いやすいボタン配置であるかどうかも確認しておきたいポイントです。

ヘルメットに装着するカメラは、ドラレコとしての安心感はもちろん、ツーリングを振り返る楽しみも増やしてくれる道具です。性能や使いやすさ、安全性をバランスよく考えて選ぶことで、自分の走りをしっかり記録できる頼もしい相棒になります。


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