ブレーキパッドの交換タイミングっていつ?

ブレーキパッドは定期的に交換が必要

バイクはブレーキをかけることで止まりますが、そのときにはブレーキパッドというパーツがタイヤを押さえることで減速します。
ブレーキパッドは高速で回転するタイヤに圧力をかけるため、摩擦によって徐々にすり減ってしまいます。
そのため消耗が大きくなったら、ときどき交換する必要があります。

もしパッドを交換せずにそのまま走行してしまうと、ブレーキがかかりにくくなってしまいます。
そうすると思うように停車できなかったり、カーブで上手くスピードを落とせなくなったりする可能性があるため、きちんと交換することが大切です。

ブレーキパッドは頻繁に変える必要はありませんし、乗る頻度によって交換のタイミングが異なりますから3ヶ月に1回のように期間を決める必要もありません。
ブレーキパッドがすり減ると、少しずつ金属音がするようになってきます。
これはバイクのディスクローターという部分にブレーキが触れることで生じます。
そのため「金属音が聞こえてきたら、パッドを交換するタイミング」と覚えておくと良いです。

また、交換のタイミングを見極めるもうひとつの方法として、「パッド本体を確認する」というのも便利です。
パッドには溝がありますが、これが摩擦でこすられると、浅くなってきます。
溝が見える間はまだ交換しなくて良いですが、見えなくなったら新しいものに変えましょう。

交換に必要なものを紹介

ブレーキパッドを交換するときに必要なものとして、まずは「新しいパッド」を用意しましょう。
交換するタイミングで購入すると、自分のバイクに合うタイプのパッドが売り切れていたり取り寄せる必要があったりと時間がかかってしまう可能性があるため、なるべく早めに買っておくことが大切です。
ブレーキパッドはバイクショップやネット通販で購入できるため、さまざまなアイテムを見て決めましょう。

次に必要なものとして、「ドライバー」が挙げられます。
ドライバーはバイクの部品を外したり取り付けたりするときに必要です。
ドライバーはプラスとマイナスがありますが、両方購入しておくと良いです。
ドライバーはホームセンターでも手に入りますが、100円ショップでも十分使えるものが販売されています。

その他、シリコングリスや部品のクリーナー、ウエスなども必要です。
また、歯ブラシもあると便利なので、準備しておきましょう。

ネジの頭に注意が必要

ブレーキパッドを交換するときには、ネジ頭に気をつける必要があります。
無理な力を加えてしまうとネジの頭が潰れてしまい、回せなくなってしまうことがあります。
すると交換の作業がとても大変になってしまうため、気をつけて慎重に作業しましょう。
 


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