スタイリッシュなフォルムの「ホンダ フォルツァZ」

「ホンダ フォルツァZ」の魅力

ホンダでは、ビッグスクーターとしてフォルツァシリーズとともにPCXという2つのモデルで製品展開をしています。
その中にあってフォルツァはスクーターモデルとしては最大の排気量をしており、中でも「Z」モデルは大型バイクの中でも評価の高い人気モデルとされています。

ちなみに「フォルツァ(FORZA)」という名称はイタリア語の「力強さ・元気」といった意味を持つ単語から来ています。
かつて1999年ころから訪れたビッグスクーターブームでもその牽引役となったモデルとしてもよく知られており、当時はYAMAHAのマジェスティとともに人気を二分する存在でした。

なお欧州や北米でも同じモデルが販売されているのですが、それらは車種名を欧州では「Jazz」、北米では「REFLEX」とされました。
欧州においては2代目モデルが投入されたときに日本と同じ「フォルツァ」という名称が採用されることになっていますが、北米においては初代より同じ「REFLEX」という名称が使われています。

ホンダフォルツァZの歴史

フォルツァの初代モデルが販売されたのは2000年3月のことで、当時は「BA-MF06」という型式を採用していました。
後に2004年4月に最初のフルモデルチェンジが行われ、そこで「フォルツァX」という名称に変更され、型式も「BA-MF08」と異なったものになっています。

現行のフォルツァZという車種はフォルツァXとして販売されていた車種に対し、HondaのSマチックという変速機能を搭載したもののことで、同じく2004年7月30日から販売開始されました。

スペック・外観の特徴

ビッグスクーターが大ブームになっていた当時より、外観部分でどこかレトロな印象が残っているということが大きな魅力の一つとされていました。
しかし時代が変わりバイクの流行も変化したことにより、現在ではどうしてもビッグスクーターはおじさんなど中年世代の乗り物というイメージが払拭できないままでいます。

そこでフォルツァはそれまで人気であった外観を大きくデザインチェンジするとともに、最新の電子制御式オートマチックトランスミッション「Honda Sマチック Evo」という機器を搭載して、最新型バイクの雰囲気を出すことに成功しています。
この「Honda Sマチック Evo」はスポーツバイクなどで搭載されている機器であり、走行時のなめらかな加速をアシストしてくれる働きがあります。

外観部分では旧モデルからフロント部分を大きく変更しており、V字ラインが目立つ流線型のスタイルが採用されました。
オーディオスピーカーやシートオプションも搭載されており、MTバイクにはないような機能性を多く持たせているというところも見逃せません。
 


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