盗難被害に注意!
バイクの所有者はしっかり防犯意識を持って対策していなければ、盗難被害に遭うリスクが高くなります。
日本は治安が良い国だから安心だと思い込んでいる人も多いですが、日本では年間で約5万件もの盗難届が提出されていると言われています。
ちなみに自転車の盗難届は年間で約2万件と言われていますので、いかにバイクの盗難事件が多く発生していることがわかります。
盗まれたバイクはオークションなどで転売されることもありますが、ひったくりなどの事件に使われる場合もあるのです。
所有者としてはバイクを盗まれたという立場で被害者意識を持っていても、何らかの犯罪に自分のバイクが使われる結果になると管理責任を問われる場合もあるので注意したいものです。
そこで安全にバイクを保管するために役立つ、安心のバイク防犯グッズをご紹介します。
簡単には動かせないロックを
バイクにしっかりロックをしていたのに盗まれてしまったという人の話を聞いてみると、U字ロックやワイヤーロックを使っていたという声がよく聞かれます。
これらのロックは簡単に壊されてしまうため、あまり意味がないとも言われています。
例えば犯人がボルトクリッパーや油圧ジャッキなどの道具を持参してくると、いとも簡単に壊されてしまうのです。
本当に簡易的なロックなので、やってもやらなくてもほとんど変わらないようなものだと考えてください。
簡単には動かせないロック方法として注目されているのが、地面にがっちりとアンカーという道具を固定させたりガレージの柱部分に繋ぐなど地球ロックと呼ばれる方法です。
さすがに重機などを持ち込まれると難しいかもしれませんが、現実的には不可能な話です。
プロのバイク窃盗団でも諦めてしまうほどの強力なロックを実現してくれるのが、特殊な金属で作られたウルトラロボットアームロックと、16ミリ以上のチェーンと強力な南京錠をダブルでロックする方法です。
ダブルロックを施すことで、なかなか破ることができないロックを更に強力にすることができるため、万が一片方が破れてしまっても途中で諦めてしまう可能性が高くなります。
なお、チェーンが16ミリ未満では簡単に切断される可能性が高いため、少なくても16ミリ以上の太さを確保してください。
一般のホームセンターではここまで太いチェーンを取り扱っていない可能性が高いため、船舶用の特殊なチェーンを活用することをおすすめします。
南京錠も軍事施設でも使用実績がある特殊な製品を活用してください。
環境的に地球ロックが難しいという場合には、バイクの重さを利用して動かしにくくするアンカープレートを使うことをおすすめします。
アンカープレートの上にバイクを乗せてしっかりとバイクチェーンなどで固定させます。
このような対策で大事な愛車をしっかり守ってあげましょう。